7月活動報告
◆2023年07月07日
七夕会
「七夕」の意味と短冊はなぜ5色かの説明をしました。
短冊の願い事は「平和」「こどもの幸せ」「希望」「勝利」
http://kizuna-project.jp/posts/news50.html
◆2023年07月08日
‘’KAZKA”FAN Meeting in Shibuya ▪主催:「ウクライナ心のケア交流センターひまわり」
ウクライナの世界的スターのKAZKAとのファン交流会
ウクライナ避難民のみんなが最高の笑顔でした。
http://kizuna-project.jp/posts/news51.html
◆2023年07月11日
"Yomiuri Land" tour with Ukrainian mothers and children
よみうりランドウクライナEnjoyツァー
http://kizuna-project.jp/posts/news44.html
参加:72名 大人45名 こども27名
平日の夏休み前だったので、園内もお客さんが少なくすべての乗り物に乗ったり、何度も同じ乗り物に乗ったり、大人もこどももみんな大喜びでした。
ディズニーランドからの変更だったので、ここまで喜んでくれたことに正直驚きましたがうれしいです。ストレス発散できたと感謝されました。
私たちNPOが避難民のストレスケアで開催したことについて理解し感謝してくれたんだと思います。
「日本財団のバックupで開催できました」と説明すると大声援でした。さすがです。感謝申し上げます。
◇BBQランチ
http://kizuna-project.jp/posts/news48.html
みんなで料理を作り、ウクライナ語は飛び交っていました。日常生活や現状の気持ちも話してくれました。
ウクライナの女性たちは、火おこしからバーベキューのプロです。
日本人ボランティアたちとも交流ができました。
◆2023年07月12日
国連大学「ウクライナ避難民の日本での未来を考える」シンポジウム
http://kizuna-project.jp/posts/news45.html
在日ウクライナ大使館のセルギー大使も、これまでの支援に感謝を述べられこれからの支援がもっと重要というお話をされていました。日本国内でも支援の輪がもっといろんな業界で広がってほしいです。
◆2023年07月13日
Ukraine support party ▪主催:「ウクライナ心のケア交流センターひまわり」
http://kizuna-project.jp/posts/news46.html
ウクライナの世界的スーパーアーティストKAZKAとの交流
みんなで踊ってストレス発散できたと思います。
NHKのニュースでも紹介されました。
◆2023年07月14日
「心のストレスケア」絆ワークショップ
http://kizuna-project.jp/posts/news47.html
米国の精神科医が創作したエクササイズです。
FBF財団
これまでの実施対象者 約5,000人
http://kizuna-project.jp/custom20.html
① 宮城の小中学校・高校
② 福島の児童養護施設
③ 岩手の仮設住宅
④ 東京の児童養護施設
⑤ 東京のDV避難シェルター・母子支援施設
⑥ ウクライナ避難民
●参加したウクライナのママの感想 (ウクライナ語翻訳)
①今日は体操を通して心理的助けを求めるイベントに参加しました。
このイベントに私と家族を招待してくれた永野さんに感謝します。
今日気付いたことをいくつか書きたいと思います。そうでなければ写真を載せるだけでは物足りないと思います。
・自分の感情や感情を言えない場合は、笑い・叫び・動きなど、他の方法で吐き出す必要があります。 多くの人は自分の痛みについて話すことができない、または何が起こっているのかさえ理解していない、しかし圧倒されていると感じている。
この場合、リーダーの背後にある行動をただ繰り返す必要がある運動療法はメンタルヘルスを大きく緩和することができます。
•自分自身について、他の人と関係ない限り、変な体の動きほど冷静にできることに気づいた。 これは、特に他の人への「暴言」/「声を上げる」ことに当てはまる。
ただ「Yes」または「No」というだけで、相手に対して自分の意見を証明する必要がある演習を今日完成させることはできませんでした。 私の頭が怖かったのは、自信をもって他の誰かの目を見て、自分の意見を大きな声で言わなければならないこと😔🤯私にはこれが出来なかった。
•子供に対して声を上げられない、でも悪い行為を叱らなきゃいけない、なんて一度聞いたことがある。 実はこれを何度か聞いたことがあるんだけど、今日改めて思った。
これのすべては、子供が養子縁組し、親を感じ、そして私たちが育つよりもさらに良いと言ったからです。 これは、冷静な声で話すことでもなく、会話の雰囲気を考えることだ。
もし、親がとてもストレスを感じていて、現時点で子供に対する嫌悪感を感じたら、子供はすぐにそれを感じ、大人の気持ちを鏡に映し出して、不調な振る舞いを続けています。
これによると、トーンだけでなく、話し方の雰囲気も変える必要があります。
②今回、精神衛生のための運動療法で学んだ内容は、シンプル且つパワフルでした。
流れる時間の中で、足を止めて、これらのエクササイズを体験することを、積極的に求めていくべきと感じました。
いま、私達を悩ませている数々の問題、戦争などへのストレスを解決する光となることでしょう。いま、求められていることだと感じます。今回学んだことを生かしていきます。
永野さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
③シンプルな内容のエクササイズですが、心も身体もストレスから解放されてスッキリしました。💙💛💙💛ありがとうございました💞✨✨✨
④ありがとうございました。目に見えない心のケアは原始的な共通感覚の覚醒のような気がしました。
⑤今回参加させていただきありがとうございました。💙💛💙
シンプルだけれど、深い意味を持つ内容に感動しました。
お腹から声を出して大きな声で笑うことが大切なのですね。
ストレスから解放されて笑顔になれました。私の気持ちも楽になりました。💙💛
◆2023年07月15日
「野老澤行燈廊火」コミュニティー広場「ウクライナブース」
http://kizuna-project.jp/posts/news49.html
たくさんの来場者客から声をかけて頂きました。
ウクライナのママたちとこどもたちも一緒に楽しむことができました。
たくさんの日本人と交流できて、日本人の寄り添う気持ちがウクライナ避難民の彼女たちに伝わりました。ウクライナのデザイナーANNAフェイスの「フェイス・ペイント」が大人気で、こどもたちの行列が出来ました。こどもたちも親たちも大喜びでした。
◆2023年07月17日
こども福祉未来館 ウクライナコーナー設置 ◇所沢市協力
http://kizuna-project.jp/posts/news42.html
車椅子のバスケットチーム「所沢電動車椅子サッカー同好会」と懇親会
チームメンバーに「ボルシチ」をプレゼントしました。
子育てのママたちからウクライナ避難民のママたちと友達になりたいと「お茶会」を開催しました。
こどもたちがANNAのフェス・ペィントに大喜びでした。
【活動考察】
私たちNPOの「心のストレスケア・エクササイズ」は重要なワークショップだと考えています。米国の精神科医の財団が創作したエクササイズです。
今回、ウクライナ避難民の日常のストレスを解き放つ「心のケア」になると確信しました。みんなも笑顔で「気持ちよかった!」と喜んでくれました。
「久しぶりに気持ち良い夜が過ごせました」と感想のメッセージも届きました。
互いに違いを理解し尊重し、お互い楽しむことが大切なことを学びました。
気になったのは、大声を出せなくなったという女性がいました。ウクライナの毎日のニュースでかなりのストレスを感じているようです。
【相談窓口】
② 身元保証人がビジネス目的だったので、不快な思いをした。
②相談できる日本人が日常の周囲にいない
③仕送りできない
④コンビニエンスも採用してくれない
⑤ホステス採用に巻き込まれた
⑥ 清掃の仕事しかない
⑦ 子どもが学校で友達ができない
⑧日本人ママとののコミュニケーションができない
⑧ 学校の先生がウクライナの現状をよく知らない
⑨ 身元保証人にセクハラ・パワハラされた
⑩ 今の日本語学校がだめなので他に紹介してほしい
⑪ 母が外に出たがらない
⑫不動産会社が外国人に対応してくれない
⑬母が体調不良なので病院を紹介してほしい
⑭新幹線に乗りたい
⑮温泉に行きたい
⑯ウクライナにいる母を日本に避難させたい
【問題点】
1.身元引受人・保証人について
身元引受人・保証人の研修&相談会が必要です。
避難民が身元保証人交代をどうしたらよいかわからない
2.役所について
避難民が役所に相談すると、「身元引受人へ頼んでください」の回答も多いようです。
どうすればいいのか、上司にも相談できない担当者もいます。
3.避難民について
こどもの悩みを誰にも話せないママも多いです。
こどもも学校で孤立しても、ママを悲しませないよう我慢してそのことをママに話さないこどもいます。
根本的な悩み解消を公的機関と連携する必要があります。
【今後の対応】
1. 日本語・日本文化の学習
2. ウクライナ避難民周辺の日本人のウクライナ語研修
3. 日本の生活習慣・文化の勉強
互いに違いを理解し尊重し、お互い楽しむことが大切なことを学ぶ
4.日本人・ウクライナ避難民とのコミュニケーション・ワークショップの開催
5.気分転換・ストレスケア・ワークショップの開催
6.公的機関とのより強い連携
避難してきたウクライナ人は、日本文化が好きで日本人を尊敬してくれています。命がけで必死の想いでこどもを守るために日本に避難したと思います。日本で生活をしているママたちの気持ちに応えたいです。そして、ママに心配を掛けないようにわがままを我慢しているこどもたちにも寄り添いたいです。
日本人としてウクライナのママとこどもたちのために、彼女たちが希望することを聞き取り、できる限りの支援をしたいと考えています。
彼女たちの笑顔の中には、常に心の痛みがあります。何度も陰で泣いてる姿を見ました。私たちは何ができているのか、日々深く考えながら活動を継続しなくてはなりません。
ウクライナ避難民支援活動を昨年3月より初めて1年4か月です。日本財団さまのご支援で、ウクライナのママとこどもたちと信頼関係が構築できつつある手応えを感じることができています。
日本財団のご支援に心から感謝とお礼を申し上げます。
ありがとうございます。